霜月




11月20日は少年を非行から守る日



「11月20日は少年を非行から守る日なんだそうですぜィ」
「へえ。それは知りませんでした。・・・で、どうして僕はこんなところに捕まってるんですか!?」
そこは、真選組の屯所の奥にある部屋だった。
街を歩いていた新八は突然沖田に拉致され、真選組の屯所に連れ込まれて、椅子に座らされたと思ったら、今度は椅子ごとロープで縛られて、身動きの出来ない状態にされてしまった。
犯人は涼しい顔で新八の周りをうろうろして、真面目な顔で少年を非行から守る日なんて語っている。
「警察であるアンタがこんな犯罪してるのが先ず問題でしょうが!このロープを外してください!!」
「もしこのロープを外して新八が街に出たら、少年たちが新八の色香に目が眩んでどんな過ちを犯すわからないでさァ。新八の身が危ない。だからその前に新八を捕まえておいたって寸法なわけで」
「どんな寸法だ!?っていうか僕の人権は!?っていうか色香って何!?アンタの目ブラックホール!?」
「ほら、騒ぐと飢えた少年が寄ってきまさァ」
そういって、張本人の沖田が新八に歩み寄り、彼の首筋に手を這わせた。
「っうわー!!!」
「ほらほら、静かにしなせぇ」
「出来るかー!!ってギャー!!!」
身動きの出来ない新八の出来る抵抗といったら、ひたすら叫んで助けを呼ぶことだけ。
しかし、沖田はそれさえも新八から奪っていく。
新八の口唇は沖田のそれに塞がれてしまった。深い口付けは、新八の意識を持っていってしまう。

「ほら、危ないって言ったとおりになったでさァ」
「ってお前が非行に走ってるじゃねーかー!!!」
息も絶え絶えになりながらも、新八はツッコんでやったが、叫べども叫べども助けてくれるような人は来ず、部屋には身動きのとれないまま沖田と二人きりという状況は変わりようがない。
新八の身はまさに危険そのもの。
「あーあ、いたいけな少年の心を傷つけるような言葉でさァ・・・」
「そんな顔したって騙されないぞー!!って、ぎやあああああー!!」


新八の運命は、神のみぞ知る。















またこのパターンか有馬ァ!!!というツッコミは解ってます。
でもどうしてもこういう沖田が攻めてるとこがどーも好きなんだよ!!